Sunday, October 30, 2005

流通考 circulation of innovation

近所にいても欲しいものが見つからない
そんな時は遠出して買い出しにいく
しかしそれでも欲しいものが見つからない
そんな時はネットショッピングだ
全国どこからでも取り寄せができ送料と納期さえ我慢すれば望みの商品はたいてい手に入る
思い当たるのが楽天とアマゾンなのだが
実際に手に取って商品を確認できないのを除けば便利な上この上ない
個人売買ならもっと楽しい、いわゆるオークションだがサービスはソフトバンクのヤフーくらいしかない
ライバルがない事は傲慢な値段と仕組みが強要される、此処のあたりはもっとサービスが発展してほしいところである
もっと手に取るように購入前の商品がわかりたい
そんな時はどうすればいいのだろうか?あらかじめ店で現物を確認して最安値を探すか
ネットで購入した人たちの意見を参考にするか
売り上げランキングを見るか
本なら立ち読み程度に中身を確認する事もできる
自分は電子楽器をよく購入するのだが穴があくまで雑誌で商品を調べ
出音とサイズ、使った感触を調べる事を大切にしている
この事からもわかるようにネットショッピングには伝えられる事の限界がある
手に取った時の感覚が希薄なのだ
おまけにそれらはまるで出前を頼むかのように何か新鮮な感覚がかけている
まぁ便利さと同時に失うものがある事は覚悟しよう
それらを少し無視したのがビットコンテンツだ
いわゆる、動画、音楽、ゲーム
電話線一本で運べる媒体だ
音楽と言えばiTunesミュージックストアが思いつくのだがあまりの品揃えの悪さに愕然とした記憶がある
欲しい音楽がない
この辺りはどう動くのかiTunes専用というアプリを超えたサービスが必須なのかもしれない
レコード会社は一社がサービスを独占するのを快く思わないだろう
動画では思いつくものがない
郵送でDVDを送ってくれるレンタルならあるのだが
あまりに情報量が多いのが問題なのかもしれない大容量のハードディスクと通信の高速化は必須だ
そして思うに
なぜDVDはリッピングできないのか
ソフトはある事にはあるがあまりにもマニアックな作業だ
実際DVDは再生専用のために作られたとても限られた用途だ
とはいえケーブル一本で購入できるコンテンツには常にコピーの危険性が伴う
プロテクトを雁字搦めにしたい気持ちは十分にわかる
リージョンコード、コピーコントロール
企業は正規の金を払ってるユーザーまでに義務を押し付けてる
自由と平等は表裏一体だ
それがわからない企業はいつまで経ってもユーザーの満足を得られないし進歩もない

ユーザーとのニーズとフレキシビリティが一致したときそれはすばらしい世界が待ってると思うのだが

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