Wednesday, June 06, 2007

Ron

誰かと思えば通学途中の小学生だ
エネルギーを放射したはつらつとした動きを見せる
こんにちわ
いきなり近づいては挨拶をしてきた
いきなりのかえって気圧されたのか返事に困る
ポケットを弄ると昨日パチンコで獲った景品が出てきた
丁度よかった
これやるよ
小学生はうぅんうんとした顔をして
芸能人の○○に似てたからつい声かけちゃった
何とも小学生らしい動機だった
子供の頃は初対面の人を見るとつい誰かに似てると思ってた
当たり前の事を何となく忘れていった気がした
既に通過してしまった時期なんだ忘れよう


仕切り直しに両手の掌を降る
片方から100円ずつ
丁度いい地下鉄に乗って都心へいこう
券売機の前に立つとなんだ2駅分しか無いじゃないか
飛び出した心は変えられず
もう少し銭が欲しい右手を振る
しかしうんともすんとも言わない
しょうがない近くまで行って後は歩く事にした
5分おきにくる列車を今か今かと待てば
派手なチューブトップの女性が一人
ミニスカートですらりとのびた脚は
おもわずいいなぁと思わせる風貌
最近は過激な格好でも躊躇しない人間はいる
列車に乗るとつり革に昔親友のように溺愛したPCメーカーの広告
昔とは言え相変わらず同じ事をやってるんだなぁと
思わず本音が
何か
人が増えるにつれなにかと愚痴や不満が頭を交錯する
そして帰る頃には冷たい街にこっぴどくやられて戻る
原因はわかってたんだ
もう少し他人を見る目
許容する心 諸々を認める心
増えてけば自分もその分幸せになれる
街は変化しているその内容は自分の好きな物が増えたり減ったりするかのよう
また見方を変えるのなら本来の在るべき場所に帰るかのよう

今日もショーウィンドウを素通りして家にかえろう
ツモなんて最初から期待してない
いつだって流れを読んでおもいっきりロンだ
そう叫びたい

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